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ISO9001の読み方

(4) 国際規格であること

1990年代半ば、ようやく日本でも認定機関(日本適合認定協会)が発足しました。

そしてISO9001も輸出製造業を中心にして広がりを見せていきました。

 

その当時、ISO9001は、しばしば「性悪的管理」などいう見方をされていました。

また日本的管理との比較でも、さまざまな議論がなされていたように記憶しています。

 

このような見方がされたのは、ISO9001が国際規格であるという当たり前の認識が

欠けていたのではないでしょうか。

 

国際規格ですので、

 

ISO9001には日本以外の多くの国の意見や実状が反映されている

 

のは当然です。

 

日本では当然のことでも他の国ではそうではないかもしれません。

 

例えば、識字率の低い開発途上国で作業者に教育訓練を行う場合、日本でのやり方を

そのまま適用することはむつかしいでしょう。

 

そのような国でもISO9001を十分に活用できるのです。

 

ISO9001での要求事項は、どのような国々でも使える国際規格なのです。

 

食事中に音を立てるのは、欧米ではマナー違反です。

日本では必ずしもそうではありませんが、欧米の人々と食事をするときは気をつける

必要があるのです。

 

ビジネスの世界でも同じです。

 

日本と日本以外のマネジメントの考え方や方法論の是非や優劣を議論するのではなく、

企業は品質マネジメントシステムの運用の成果に焦点をあわせるべきでしょう。