| 無料質問箱 | お問合わせ |

ISO9001の読み方

(3) 組織規模は問わない

前述したように、ISO9001は汎用規格ですので、あらゆる組織に適用できます。

 

しかし、ISO9001の序文において、下記のような記述もされています。

“この規格は、品質マネジメントシステムの構造の画一化又は文書化の画一化を

意図していない。”

 

これはいったいどういう意味でしょうか?

 

多くの組織がISO9001の意図に反して、“品質マネジメントシステムの構造の画一化

又は文書化の画一化”を行ってきたことの証しではないでしょうか。

 

小さな組織規模の中小企業が、大企業と同じ複雑な品質マネジメントシステムを

運用している例を見受けることがあります。

自社に合った仕組みではないので、運用に苦労されている企業が多いようです。 

 

いわば体に合わない服を着ているようなものです。

着づらい服をそのまま着続けるか、全面的に仕立て直すしかありません。

 

品質マネジメントシステムの構築は、服をオーダーメードするのに似ています。

見映えがよい服をつくっても、体型に合わなければ苦しいだけです。

着やすく快適な服がイチバンではないでしょうか。

 

規格にやり方を合わせるのではなく、

 

自分たちが実行している、検討している「やり方」が、

規格の要求を満たしているか

 

を考えてください。

 

特に中小企業、小規模企業は、

 

組織の融通性、

意思決定の機動性、

内部コミュニケーションの容易さ

 

など、大企業にない多くの強みをもっています。

 

この強みを十分に認識し、フルに活用することが、経営に役立つ効果的な

マネジメントシステムを構築するキーポイントです。