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ISO内部監査(基本編)

内部監査の重要性

マネジメントシステムをうまく活用するには、内部監査はとても重要です。

 

理由は2つあります。

 

理由1:内部監査は、システムの機能をチェックする仕組みである。

 

その仕組みが不十分であれば、やるべきことが守られているか、

良くするためには何が必要か分からないことになります。

これではシステムの問題点や改善すべきポイントが分かりません。

 

経営者(トップマネジメント)は、内部監査を通じてシステムの運用状況を把握します。

内部監査は、経営者の「目」と「耳」の役割を持っているといえるでしょう。

 

内部監査を効果的に使いこなせば、システム改善のための役立つ情報が得られます。 

 

 

理由2:内部監査は、組織自身で問題を発見する仕組みである。

 

あらゆる企業には多くの問題が存在します。

これらの問題の大部分は目の前にある「見える問題」です。

「見える問題」とは、誰もが問題とわかるような問題をいいます。

例えば、顧客クレームは「見える問題」の典型的な例です。

 

しかし真に重要な問題は「見えない問題」です。

 

「見えない問題」とは潜在的な問題です。発見するのは容易ではありません。

そして問題が見えるようになったときには、手遅れになっているかもしれません。

 だからこそ「問題発見の能力」はマネジメントに携わる方々の重要な能力といわれるのです。

 

内部監査を「見えない問題」を発見するために役立てることができます。

(参考)

 

企業のマネジメントシステムの成熟度は内部監査のレベルに比例する。

 

長年、ISO審査員として数多くの審査を行ってきた私の実感です。

内部監査は、企業の実力を反映していると思えるのです。

 

  • 内部監査プロセスは、PDCAサイクルによる企業の管理能力を反映
  • 実施手順は、企業のマネジメントシステムの考え方を反映
  • 内部監査の過程と内容は、人材(内部監査員)の力量を反映
  • 是正処置は、管理者の問題解決能力が反映
  • 内部監査の活用では、経営者の意識が反映

 

そうであるなら、内部監査を通じて企業の実力をレベルアップできるのではないでしょうか。

特に、第一線の管理者のマネジメント能力開発に有用ではないかと考えています。