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ISO内部監査(力量向上編)

(2)文書をレビューする

文書のレビューが力量向上に役立ちます。内部監査の前に行なうのが効果が大きいです。

 

文書のレビューとは、品質マネジメントシステム文書がISO9001規格に適合しているかを

調査するための独立した評価です。

文書審査ともいわれます。

監査は、この文書のレビュー(文書審査)と実地審査の2つがあります。

 

内部監査での文書レビューの実施は、多くの企業では少ないのではと思います。

 

しかしながら内部監査員の力量向上にはたいへん効果的な方法です。

とくに経験の少ない内部監査員にお奨めです。

 

内部監査員は、自社のマネジメントシステムと規格要求事項の関係が理解できます。

実地監査のように時間に縛られることなく、じっくりと取りくめます。

 

一般的な文書のレビューの概要を下記に示します。

 

1. 関連文書の入手

 

品質マニュアル、被審査部門に関連する文書を入手します。

たとえば、購買部門を監査するのであれば「購買管理規定」を入手します。

 

2. レビューの実施

 

● 文書に対する規格要求を確認

 

監査予定の部門の業務が、どの規格要求事項に関係するかをチェックします。

たとえば、購買部門であれば、7.4.1 購買プロセス、7.4.2 購買情報での要求事項などが

関係するでしょう。

 

各部門と規格要求事項の対応関係を、一覧表などで文書化している企業もあります。

 

● 規格要求に対する文書を確認

 

規格要求が文書でどのように記述されているかを確認します。

たとえば、供給者の評価は(7.4.1 購買プロセス)の記述内容を確認します。

 

3. レビューのまとめ

 

レビューの結果を整理して文書にまとめます。

 

慣れないうちは、規格要求ごとに確認した結果をまとめるのが良いでしょう。

規格要求事項に対する方法をすべて記述する必要はありません。

確認できなかった要求事項もあるでしょう。

そのような場合は、「実地監査で確認」などとコメントしておきます。

 

このように文書のレビューは実地監査に向けた準備でもあるのです。

 

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